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顧問弁護士の解約通知書の書き方

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顧問弁護士の解約通知書の
書き方

顧問弁護士との契約を終了する際は、契約内容に従って解約通知を行う必要があります。顧問契約は継続的な契約関係であるため、突然契約を打ち切るのではなく、契約書に定められた方法や期間に沿って手続きを進める/ことが重要です。

解約通知書には、契約終了の意思表示と契約終了日を明記します。感情的な表現や批判的な内容を記載する必要はなく、事務的かつ簡潔な内容で問題ありません。

また、現在進行中の案件がある場合は、引継ぎや対応範囲について事前に確認しておくことが大切です。円滑な引継ぎを行うことで、法務対応の空白期間を防ぎ、新しい顧問弁護士への移行もスムーズになります。

顧問弁護士を変更する前に
確認すべきこと

顧問弁護士の変更は単なる契約終了ではなく、自社の法務体制を見直す重要な機会です。トラブルなく移行するためにも、事前に以下のポイントを確認しておきましょう。

契約期間

まず確認すべきなのが契約期間です。顧問契約の中には1年単位で自動更新される契約もあれば、月単位で解約できる契約もあります。契約期間中の解約に違約金や残期間分の費用が発生するケースもあるため、契約書を確認しておくことが重要です。契約内容を把握しないまま解約を進めると、想定外の費用負担が発生する可能性があります。

解約予告期間

顧問契約では「解約の1か月前までに通知」「60日前までに通知」など、解約予告期間が定められていることが一般的です。新しい顧問弁護士への切り替えを予定している場合は、この予告期間も考慮してスケジュールを立てる必要があります。法務対応が途切れないよう、次の顧問弁護士を選定してから解約手続きを進めることをおすすめします。

進行案件

係争案件や交渉案件、契約締結手続きなどが進行中の場合は特に注意が必要です。途中で顧問弁護士を変更すると、案件の状況把握や資料整理に時間がかかり、対応が遅れる可能性があります。現在どのような案件が進行しているのかを整理し、どのタイミングで引継ぎを行うべきか検討しましょう。

引継ぎ資料

顧問弁護士の変更時には、契約書、交渉履歴、顧問対応履歴、社内規程などの資料を整理しておくことが重要です。引継ぎ資料が不足していると、新しい顧問弁護士が状況を把握するまでに時間がかかります。スムーズな移行を実現するためにも、必要な資料やデータを事前に整理しておきましょう。

顧問弁護士変更時の失敗例

安さだけで選ぶ

顧問料の安さだけを基準に選ぶと、相談回数の制限や対応範囲の狭さによって、結果的に不便を感じるケースがあります。顧問弁護士は価格だけでなく、対応スピードや専門性、相談のしやすさなども含めて総合的に判断することが重要です。

専門性だけで選ぶ

特定分野に強い弁護士であっても、自社の事業内容や経営課題に合っているとは限りません。例えばIPOに強い弁護士でも、日常的な契約書レビューや労務相談への対応が十分でない場合があります。専門分野だけではなく、企業法務全般への対応力も確認しましょう。

弁護士個人だけを見る

担当弁護士の経歴や実績だけに注目する企業も少なくありません。しかし、担当弁護士が多忙で連絡がつきにくい場合や、急な不在時に代替対応できない場合もあります。顧問契約では個人の能力だけでなく、継続的なサポート体制も重要な判断基準です。

組織体制を確認しない

法律事務所によっては複数の弁護士やスタッフが連携して対応する体制が整っています。一方で、少人数体制の場合は対応できる案件数やスピードに限界があるケースもあります。顧問契約を結ぶ際は、担当者だけでなく事務所全体の体制も確認することが大切です。

顧問弁護士を変更すべきサイン

レスポンスが遅い

顧問弁護士の価値は迅速な相談対応にもあります。メールの返信に数日かかる、緊急相談に対応してもらえないといった状況が続く場合は、見直しを検討するタイミングかもしれません。

業界理解がない

企業法務では法律知識だけでなく業界理解も重要です。自社のビジネスモデルや商慣習を理解していない場合、実務に即したアドバイスを受けにくくなります。

相談件数が増えた

事業拡大に伴い相談件数が増えると、現在の顧問契約では対応が追いつかなくなることがあります。契約内容やサポート体制が事業規模に合っているか見直しましょう。

IPO・M&A対応できない

上場準備やM&Aなどの成長フェーズでは高度な法務支援が必要になります。現在の顧問弁護士が対応経験を持たない場合は、専門性を持つ弁護士への変更を検討する価値があります。

法務が守り中心で攻めに弱い

リスク回避ばかりを重視し、事業推進の観点から助言できない場合もあります。企業の成長を支援するパートナーとして、事業理解と経営視点を持つ顧問弁護士が理想です。

今の顧問弁護士、
実力は足りていますか?

顧問弁護士の変更を検討する際は、単に現在の不満点を解消するだけでなく、自社の成長を支援できるパートナーを選ぶことが重要です。対応スピード、専門性、業界理解、費用、組織体制など、複数の観点から比較検討しましょう。

当サイトでは、顧問弁護士の選び方や比較ポイントについて詳しく解説しています。顧問契約で失敗しないためにも、まずはトップページで顧問弁護士選びの基礎知識を確認してみてください。

顧問弁護士を変更すると経営はどう変わるのか

顧問弁護士の変更は単なるコスト削減や契約先変更ではありません。適切な顧問弁護士を選ぶことで、企業経営そのものに大きな変化をもたらす可能性があります。

契約書レビュー速度

契約書の確認スピードが向上すると、取引開始までの時間を短縮できます。特に契約件数が多い企業では、レビュー速度が事業スピードに直結するため重要なポイントです。

労務トラブル対応

従業員とのトラブルやハラスメント問題などは初動対応が重要です。迅速に相談できる顧問弁護士がいることで、問題の拡大を防ぎやすくなります。

新規事業支援

新規事業には法規制の確認や契約スキームの設計など、多くの法務課題が伴います。事業理解のある顧問弁護士であれば、リスク管理と事業推進の両面からサポートを受けることができます。

M&A

M&Aでは法務デューデリジェンスや契約交渉など専門的な対応が必要です。経験豊富な顧問弁護士がいることで、取引の安全性や成功確率の向上が期待できます。

資金調達

資本政策や投資契約では専門的な法務知識が求められます。資金調達経験のある顧問弁護士は、投資家との契約交渉やリスク管理において大きな力となります。

すぐには切り替えられないなら、
セカンド顧問という考え方

顧問弁護士に不満があっても、すぐに契約を終了できるとは限りません。進行中の案件があったり、長年の付き合いがあったりすると、乗り換えの判断は簡単ではないでしょう。

そのような場合は、現在の顧問契約を維持しながら、別の弁護士へ相談できる「セカンド顧問」という選択肢があります。

セカンド顧問を活用すれば、現在の顧問弁護士のアドバイスを客観的に確認したり、専門分野に関する知見を補ったりすることが可能です。

いきなり解約を決断するのではなく、まずは“もう一人の専門家の視点”を取り入れてみることで、自社に本当に合う法務体制が見えてくるかもしれません。

牧野 誠司
監修 賢誠総合法律事務所
牧野 誠司 弁護士
牧野 誠司
組織をアップデートする、前向きなパートナー交代

顧問弁護士の交代は、組織をアップデートし成長を加速させる前向きな決断です。

私たち賢誠総合法律事務所は、円滑な体制移行を支援し、事業承継などの重要局面で貴社の力となります。単なるリスク回避にとどまらず、将来を見据えた資産の保全と経営基盤の強化を両立する視点で、さらなる飛躍を目指すためのプランを構築します。

他士業とも密に連携し、貴社の持続的な発展を、私たち賢誠総合法律事務所が確かな専門性をもって力強く支えてまいります。

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